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2014年4月12日(土)

デモ規制 撤廃まで運動

エジプトの青年たち 会見

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(写真)デモ規制法撤廃の決意を表明する青年たち=10日、カイロ(小泉大介撮影)

 【カイロ=小泉大介】エジプト暫定政権が制定したデモ規制法に反対するさまざまな組織の青年たちが10日、首都カイロのジャーナリスト組合建物前で共同会見し、同法撤廃までたたかいつづける決意を表明しました。

 会見では、「デモ規制法は表現の自由を保障した憲法に明確に違反する」「政府は『テロとのたたかい』のために法律を制定したというが、実際には平和的なデモを弾圧している」などの批判が相次ぎました。

 デモ規制法「違反」で逮捕され、禁錮3年の判決を受けた青年の妻、ノルハン・ヒフツィさんも発言。「規制法は革命の成果を奪うものであり断じて許せない。私たち女性は、規制法の撤廃と被拘束者全員の釈放が実現するまで断固たたかう」と力を込めました。

 会見には警察に拘束されている仲間たちの写真を持った多くの青年たちが詰め掛け、デモ規制法撤廃のため、大統領宮殿前で座り込みを行うことや、学園での取り組みを強化することなどを確認しました。

 デモ規制法は昨年11月制定。デモ主催者に主なスローガンを含む開催要項を事前に警察へ届け出ることを義務付け、さらにデモが公共の治安への脅威となるという「情報」がある場合は内務省が中止を命令できるとしています。


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