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2014年4月11日(金)

自民・村上議員が批判

雑誌『世界』 憲法解釈変更は「禁じ手」

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 自民党の村上誠一郎衆院議員(元行革担当相)が雑誌『世界』5月号(岩波書店)のインタビューに答え、安倍晋三首相の集団的自衛権行使に向けた憲法解釈変更について「絶対にやってはいけない『禁じ手』」と批判しています。

 解釈改憲に反対する理由について村上氏は、ナチス・ドイツが全権委任法でワイマール憲法を葬り去った歴史を例に挙げて「安倍さんの解釈改憲は、それと同じ愚を繰り返す危険性がある」といいます。

 そのうえで村上氏は「集団的自衛権行使を認めることで、…日本が、誤った情報をもとにした戦争に加担することとなったならば、誰が戦場に行くんですか。日本の多くの若者に犠牲者が出てしまうかもしれない。その時、いったい誰が責任を取るのか」と指摘。

 安倍政権に対して「平和外交によっていかに戦争を防止するか、その努力を全力でやらなければいけない時に、安倍さんは集団的自衛権の『行使容認』だとか『武器輸出三原則の撤廃』だとか、相手を逆撫(な)ですることばかりに力を注いでいる」と、くぎを刺しています。


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