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2014年4月9日(水)

米国で「平和な沖縄」訴え

高江の住民、僧侶ら集会

ホワイトハウス前

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写真

(写真)冷たい雨のなか、ホワイトハウスの前で沖縄の基地問題について訴える伊佐育子さん(中央手前)=7日、ワシントン(洞口昇幸撮影)

 【ワシントン=洞口昇幸】日本で核兵器廃絶運動などにかかわる日本山妙法寺の僧侶らは、米国での平和行進で首都ワシントンに入り、7日にホワイトハウス前で集会を開きました。行進に参加している沖縄県東村高江で米軍のヘリパッド(着陸帯)建設に反対する住民も沖縄の基地問題について訴えました。

 同平和行進は、軍事ではなく外交による平和的解決や環境保護などを各地で呼びかけるもので今年で13回目。2月21日に北東部マサチューセッツ州レベレットを出発し、47日間の行程です。

 高江で座り込みを続ける「ヘリパッドいらない住民の会」の伊佐育子さんなど沖縄の平和運動に取り組む3人も行進に途中から参加。約20日間、高江のヘリパッド建設や沖縄県名護市辺野古(へのこ)の米軍新基地建設に反対する県民の思いを伝えました。

 冷たい雨のなか開かれたホワイトハウス前の集会で伊佐さんは、沖縄の基地問題を訴えると、どこでも驚きと励ましの声が寄せられたと紹介しました。「基地建設はやめて沖縄から基地を引き揚げてください。沖縄は平和を発信し続けます」とする、オバマ米大統領あての英文の手紙も代読されました。

 8日には米議会内で集会を開き、平和行進は終了する予定です。


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