2014年4月8日(火)
スポーツ親しめる社会に
スポーツ連盟・労山新役員 党本部訪問
山下書記局長・宮本議員と懇談
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新日本スポーツ連盟と日本勤労者山岳連盟(労山)の新役員が7日、日本共産党本部を訪問し、山下芳生書記局長、宮本岳志衆院議員・スポーツ委員会責任者と懇談しました。
スポーツ連盟の永井博会長は3月の総会について、「若い役員が選出され世代交代が進みはじめた」と紹介。労山の浦添嘉徳理事長は「2月の総会で理事長に選ばれた。増え続ける山岳遭難を減らすことが課題」とあいさつしました。
参加者からは「東京では卓球の平日レディース大会に800人が集まる。一般の主婦にスポーツの楽しさを広げてきた」「山の自然を守る活動では全国いっせい清掃登山で昨年は1万人が参加し、11トンのゴミを降ろした。今秋は南アルプスを貫くリニア新幹線が自然を破壊する問題で集会を開く」など活動が語られました。
また、「地方では公共スポーツ施設を廃止しようという動きがある。新しい体育館では使用料とは別にべらぼうに高い空調費を取られるところがでてきた」とスポーツ基本法に逆行する事態がすすんでいることも出されました。
中学・高校時代は軟式テニス、大学ではワンダーフォーゲル部で登山に親しんできた山下書記局長は「スポーツは人生を豊かにしてくれる。多くの人が親しめる社会をつくるため、政治の課題として取り上げていきたい。みなさんが現場で感じていることはヒントになる」と発言。宮本議員は貧困な日本のスポーツ予算について「安易にサッカーくじの分け前に頼る体質でいいのか。予算のあり方そのものを問い直す必要がある」と話しました。
スポーツ連盟からは永井会長、和食(わじき)昭夫理事長、福島邦夫事務局長と2人の副理事長が、労山は西本武志会長、浦添理事長、川嶋高志事務局長と3人の副理事長が出席しました。