2014年4月8日(火)

安倍暴走と対決できるかが野党に問われる

維新・結い会派統一　　山下書記局長が会見

（写真）記者会見する山下芳生書記局長=７日、国会内

　日本共産党の山下芳生書記局長は７日、国会内で記者会見し、日本維新の会と結いの党が参院で統一会派を組む方針を決めたことについて問われ、「（消費税増税、集団的自衛権行使容認など）安倍内閣の暴走に正面から対決できるかどうかが、いま野党として一番、問われるべき立場だ」と述べました。

　山下氏は、維新について「安倍内閣の重要政策に対決するどころか、右側から引っ張っていく、補完勢力としての役割が際立っている」と指摘。「その維新と結いが合流して、いったいどういう立場をとるのかが問われている」と述べました。

　山下氏は「私たちは安倍内閣の暴走に正面から対決するとともに、対案を示し、国民との共同で暴走を止める役割を引き続き果たしていきたい」と抱負を語りました。