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2014年4月4日(金)

ミャンマー政党幹部と緒方副委員長が懇談

ヤンゴン

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(写真)国民民主連盟(NLD)のハンタ・ミン中央執行委員(右)と懇談する緒方氏=3月31日、ヤンゴン

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(写真)国民統一党(NUP)のハン・シュエ中央委員(右)、テイン・トゥン中央委員(左)と緒方氏=31日、ヤンゴン

 日本共産党の緒方靖夫副委員長は3月31日、ミャンマーの最大都市ヤンゴンで、国民民主連盟(NLD)、国民統一党(NUP)の幹部と懇談しました。井上歩国際局員が参加しました。

 ミャンマーは2011年に民政移管し、民主化プロセスを進めています。日本共産党代表の同国訪問は初めてとなります。

 最大野党でアウン・サン・スー・チー氏が議長を務めるNLDの本部で緒方氏は、ハンタ・ミン中央執行委員(党スポークスマン)と面会。ハンタ・ミン氏は、緒方氏の訪問を歓迎し、今後交流を強めていきたいとのべました。

 緒方氏は歓迎に感謝し、日本共産党の国内での政治的位置と政策、自主独立などの国際的な立場について紹介しました。加えて、日本共産党が対話と信頼醸成など平和的なアプローチで安全保障を追求する立場であることを説明。非同盟運動でかつて推進役を果たしたミャンマーが、今後地域で積極的な役割を果たしていくことに期待を表明しました。

 ハンタ・ミン氏は、NLDとミャンマーの方針はともに、対話と信頼醸成を基本とする平和外交だとのべました。同氏は、2015年に総選挙を予定していることなど、ミャンマー情勢について説明しました。

 両氏は、両党で対話と交流を続けていくことに、ともに期待を表明しました。

 有力政党の一つであるNUPで緒方氏は、ハン・シュエ中央委員(政策責任者)、テイン・トゥン中央委員(組織責任者)と懇談しました。2人は、緒方氏の訪問により今後の対話の関係がつくられたことを喜ぶとのべ、同党の歴史や、現在の政治的立場を説明。緒方氏が日本共産党の基本路線を紹介し、ASEANの地域平和のための取り組みに注目していると語ると、ハン・シュエ氏は1955年バンドンで開かれたアジア・アフリカ会議とその後結成された非同盟会議に、ミャンマーが積極的に参加したことを強調しました。

 緒方氏は同日、海軍司令官出身で日本、韓国、米国駐在大使を務めたマウン・マウン・ジー氏と面会し、非同盟、平和共存路線などのミャンマー外交、現在の民主化プロセスなどについて懇談しました。


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