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2014年4月2日(水)

みんなの党 8億円問題を協議

「私をなきものにする策略」

渡辺氏 文書で責任逃れ

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 みんなの党は1日、国会内で役員会と両院議員懇談会を開き、渡辺喜美代表が化粧品会社会長から8億円を借り入れ、公職選挙法や政治資金規正法違反の疑惑が持たれている問題について協議しました。

 当の渡辺代表は「声が出ない」(浅尾慶一郎幹事長)ことを理由に欠席。かわりに「借り入れはあくまで私が個人的にお借りしたもの」などとする弁明文書を提出しました。

 渡辺氏は文書で、借入金について「私は党のために借り、党にお貸しした分は党の収支報告書に出す一方、党が選挙に勝つために個人で使った分は、報告の制度がないので出していない」「法律違反では全くない」と弁明。「問題の本質は権力闘争。(結いの党代表の)江田さんや維新にとっての一番の邪魔は私。私をなきものにしてしまえば、野党再編がうまくいくという魂胆による、策略なのです」などと責任逃れを図っています。

 同党内からは「『8億円の党』と呼ばれる状況だ。分裂した『結いの党』の政治家も含め、みな同じ金の恩恵に浴した結果で一蓮托生(いちれんたくしょう)だ。すべて看板を下ろさなければならなくなる」という声ももれています。


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