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2014年3月24日(月)

きょうの潮流

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 書店をのぞくと、4月から始まる外国語学習のためのNHKテレビ・ラジオ講座のテキストが並んでいます。手軽に学べるとあって、興味のある語学に挑戦したい人もいるでしょう▼版元によれば、開講する語学は10あり、人気は、英語、ハングル、中国語、フランス語、イタリア語、ドイツ語…の順。半年間の講座を、読者のうち半数近くが最後まで継続するそうです▼ドイツ語講座を時どき聞いていますが、3カ月続けば最後までいく場合が多い。マルクスの著書を訳していた人から「ラジオ講座の情報量は結構多いですよ」と教えられました。学び方次第で、相当の学習ができると受け止めました▼『楽しくつきあう外国語』の著書のある日本共産党副委員長の緒方靖夫さんは「ある外国語をまったく知らないのと少しは知っているのとでは大違いですし、少し知っているのとうんと知っているのとではまた違いがあります」と書いています▼確かに「少し知っている」だけでも、映画の字幕が追いやすく感じます。音楽や映画、料理や習慣に関心が向き、実際に見たり、聞いたり、作ったり、その国の文化に親しむ機会が増え、その地域を旅行してみたくなることも▼語学への関心は、時の情勢を敏感に反映します。10年前の「冬のソナタ」ブームで、ハングルを学ぶ人が急増しました。逆に、最近の中国、韓国との関係から、両テキストの売れ行きは減少しているといいます。友好的な関係、雰囲気があってこそ、語学を学ぶ人も増えるようです。


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