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2014年3月17日(月)

賃上げ政策で好循環

NHK番組 井上氏が主張

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 日本共産党の井上哲士参院幹事長は16日のNHK「日曜討論」に出席し、今週にも政府・与党が成立を狙う2014年度予算案や、4月からの消費税増税、景気回復について各党の参院幹部らと議論しました。

 井上氏は、春闘で大企業を中心にベースアップなど賃上げ回答があったことについて、「はっきりさせないといけないのは消費税増税で事実上、国民全員が賃下げになっていることだ」と指摘。ベースアップが一部にとどまり消費税増税による物価上昇に追いつかない一方、派遣労働法改悪によって「賃上げといいながら賃下げ政策をしている」と安倍政権の経済政策を批判しました。

 井上氏は、具体策として消費税増税の中止を求める一方、(1)大企業内部留保の賃上げへの活用(2)最低賃金引き上げのための中小企業支援(3)正規労働を増やす雇用ルールづくり―を改めて示し、「好循環というならこういう方向でやるべきだ」と求めました。

 自民党の脇雅史参院幹事長は事実上の賃下げとの指摘に対し、「多くの国民に成長の果実が回るようにというのが私たちの政策だ。対立する話ではない」などと争点ぼかしに終始。各党出席者からも、中小企業や非正規労働者への賃上げ波及が今後の課題との指摘が出されました。


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