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2014年3月15日(土)

地震大国で再稼働なんて 官邸前行動

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(写真)「原発いらない」「川内原発再稼働するな」とコールする人たち=14日、首相官邸前

 首都圏反原発連合(反原連)は14日、原発即時ゼロ・再稼働反対を訴える首相官邸前抗議行動を行いました。原子力規制委員会が九州電力川内原発(鹿児島県薩摩川内市)の適合性審査を優先的に進めることを決め、安倍晋三内閣は、夏にも再稼働を狙っています。参加した1800人(主催者発表)は、原発を恒久化する「エネルギー基本計画」を今月中にも閣議決定しようとする安倍政権に怒りの声を上げました。

 川崎市の男性(71)は「3年たっても東京電力福島第1事故の収束の見通しすら立たないのに、『再稼働』とか『原発は重要な電源』などと言うのはまともな判断ではありません。原発がなくなるまで声を上げ続けます」といいます。

 仕事帰りに参加した東京都足立区の男性(29)は「今日も西日本で大きな地震が起きました。地震大国で再稼働なんておかしい。いま1基も動いていなくても経済は回っています」。

 初めて参加したという京都の大学院生(27)は「いつどこで地震が起こるかわからないのに、原発を使い続けるのはおかしい。人間にコントロールできない原発はやめるしかない」と語りました。

笠井、吉良両氏が訴え

 日本共産党の笠井亮衆院議員と吉良よし子参院議員は14日、原発に反対する首相官邸前抗議行動に参加して、国会正門前でスピーチしました。

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(写真)首相官邸前抗議行動でコールする笠井(右)、吉良の両氏=14日、国会正門前

 吉良議員は、「日曜日に国会前に3万2000人が集まったのをはじめ、再稼働に反対する全国の声が聞こえないのか。もう二度と事故を起こさせないために、いまがヤマ場。がんばりましょう」と呼びかけました。

 伊予灘で大きな地震が起きたことをとりあげた笠井議員は、「地震列島日本に原発はいらない」と強調。「原子力規制委員会がいいかげんな基準で審査し、安倍首相はそれが通れば再稼働しようとしている。いったいだれが責任をとって、国民の命を守るのか。再稼働なんてあり得ない」と訴えました。


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