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2014年3月11日(火)

悲劇 風化させない

東京大空襲69年追悼集会 台東区

戦争しない■9条守る

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 1945年の東京大空襲から69年の10日、犠牲者を追悼する集会が台東区の隅田公園にある追悼碑の前で開かれ、約140人が出席しました。主催は東京大空襲犠牲者追悼・記念資料展実行委員会で、同区も共催しました。


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(写真)東京大空襲犠牲者追悼集会で主催者あいさつする川杉実行委員長(右端)=10日、東京都台東区

小池副委員長が出席しあいさつ

 川杉元延実行委員長は大空襲の時、言問橋で避難する人がひしめく上を業火が走り、多くの人が一瞬のうちに焼け死んだと紹介。「二度と戦争をしないため憲法9条を守り、世界に輝かせたい。戦争の残虐さ、悲劇を風化させず後世に伝えるため活動を続けたい」と語りました。

 樋口清秀区教育委員長は「父は海軍を志願し、出撃命令を受けていた。終戦が1日遅かったら私の存在自体なかった。この悲劇を絶対忘れてはならないし、子や孫たちに絶対に伝えていきたい」とあいさつしました。

 東京大空襲を体験した男性2人が証言。文京区の男性(75)は、兄と2人で言問橋の下に逃げたとして、「夜が明けると、まわりの人たちはほとんど亡くなっていた。隅田公園にも累々と遺体があった」と振り返りました。

 日本共産党の小池晃副委員長・参院議員と台東区議団が出席しました。小池氏は「あの惨禍を伝えるため全力を尽くす」と強調。安倍首相が解釈改憲で集団的自衛権の行使容認に踏み出そうとしていることを批判し「憲法9条を守り、解釈改憲の無法を許さないため全力で頑張り、犠牲者の心にこたえたい」と表明しました。


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