2014年3月6日(木)
野党3党外した選挙制度協議
穀田氏「民主主義の破壊」
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日本共産党の穀田恵二国対委員長は5日、共産、社民、新党改革の3党を外した野党5党と自民・公明与党が開いた衆院選挙制度の実務者協議(同日)を受けて記者会見し、「民主主義の土台に関する話し合いやその協議の場を、一部の人たちが勝手に集まって全体の枠組みを決めるのは民主主義の破壊だ。間違っている」と批判しました。
穀田氏は、選挙制度について「有権者である国民と、その信託を受けるすべての政党がかかわる土俵づくりだ」と強調。衆院選挙制度をめぐっては昨年6月25日に全10党が参加した実務者協議で「よりよい選挙制度を構築する観点から、現行小選挙区比例代表並立制の功罪を広く評価・検証し…抜本的な見直しについて…結論を得る」ことが合意されていると指摘しました。
穀田氏はその上で、「まず、何よりも各党協議を全党で行い、功罪についての評価、検討をやるべきだ。その本道に戻すべきだ」と述べました。