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2014年2月20日(木)

大雪 なお3597人孤立

5都県 生活道路の除雪進まず

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 記録的な大雪に見舞われた各地方では19日、JR中央線が5日ぶりに全線で運転再開し、上信越道の通行止めが解除されるなど徐々に復旧が進んでいるものの、依然として各地集落の孤立や停電、休校など、深刻な状況が続いています。総務省消防庁によると、死者は8県で20人、負傷者は20都道県で412人に上っています。

 内閣府のまとめによると、長野、群馬、埼玉、東京、山梨の各都県の39市町村で131以上の地区、3597人以上が孤立した状態にあります。幹線道路の一部では除雪が進んでいるものの、多くの生活道路には手が届いていない状況です。

 そうした中、通院ができない患者やお年寄りの健康状態が心配されています。埼玉県秩父市の秩父生協病院では、職員らが通院できない患者に電話で安否確認を行っています。

 6道府県で711校が休校。子どもが学校に行けないため、保護者が仕事を休まなければならないケースもあります。

 農業被害が深刻です。各地でビニールハウスが倒壊。栃木県ではイチゴ、ブドウ、ニラなどのハウスが被害にあい、家族経営の農家からは再建への不安の声が上がっています。埼玉県では、農業被害額が22億2800万円に上っています。


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