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2014年2月17日(月)

再生エネ普及で経済活性化

原発ゼロ 小池氏主張

NHK番組

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 日本共産党の小池晃副委員長は16日のNHK「日曜討論」に出席し、各党政策責任者と討論しました。小池氏は原発再稼働に向けて前のめりになっている自公両党を厳しく批判。原発即時ゼロ・自然エネルギーへの転換こそ求められていると指摘しました。(詳報)

 番組では、再稼働賛成が24%に対して反対が38%に達した世論調査を紹介しましたが、自民党の高市早苗政調会長は「再稼働の方針は変わらない」と明言。公明党の石井啓一政調会長は国民の不安を「不安神話だ」と述べ、あざ笑うような見方を示しました。

 小池氏は「福島の事故がなかったかのような話だ。『不安神話』だなど、とんでもない。14万人がいまだに避難している事実がある。国民が不安を抱えるのは当然だ」と指摘。「世界最高の安全基準」というものの、福島第1原発の事故原因がいまだに究明されておらず、病人や障害者などの避難計画もつくられていないことを挙げ、「人の命を何だと思っているのか。こんななかで再稼働は許されない」と訴えました。

 また、現在は1基も稼働していないのに電力不足が起こっていないことを挙げ、「再稼働の条件はない。このまま廃炉に進むのが一番現実的だ」と指摘。「日本は自然エネルギー、再生エネルギーで世界最高水準を目指すという成長戦略を立てて進むべきだし、それが地域経済を元気にして、雇用も生み出すし、持続的な成長にもつながる」と述べ、エネルギー政策の大転換を求めました。

 これに対して高市氏は、無期限の停止が続いている高速増殖炉「もんじゅ」について、放射性廃棄物の「減容化」「毒性期間の短縮」を口実に、「成長戦略」の一環として再開させる考えを示しました。小池氏は「何年、失敗が続いていると思っているのか」と厳しく批判しました。


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