「しんぶん赤旗」
日本共産党
メール

申し込み記者募集・見学会主張とコラム電話相談キーワードPRグッズ
日本共産党しんぶん赤旗前頁に戻る

2014年1月28日(火)

沖縄新基地断念・普天間閉鎖を

元学長ら65氏アピール

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 mixiチェック

写真

(写真)会見する(左から)我部、宮里、桜井氏ら5氏=27日、沖縄県庁・県政記者クラブ

日米政府に要求

 沖縄県内外の学識経験者65氏が27日、名護市辺野古への新基地建設断念と米海兵隊普天間基地(宜野湾市)の早期閉鎖を日米両政府に求めるアピールを発表しました。大学の元学長らが名前を連ねています。

 発表に当たり、宮里政玄・琉球大名誉教授、桜井国俊・沖縄大教授、我部政明・琉球大教授、屋富祖建樹・元琉球大教授、屋富祖昌子・沖縄人権協会理事が会見しました。

 各氏は県内全41市町村首長らが「県内移設反対」とオスプレイ配備撤回を求めて安倍晋三首相に「建白書」を提出した共同行動から1年に当たる日であることを指摘。県民総意の分断を許さず、「建白書」行動で示された「オール沖縄」を再構築していくことの重要性を訴えました。

 桜井教授は、米軍が住民の土地を強奪して造った沖縄の米軍基地について、戦時下での私有財産没収を禁じた国際条約「ハーグ陸戦法規」への違反であるとのべ、「ただちに無条件返還するべきだ」と強調しました。

 アピールは、県内の大学教授らでつくる沖縄対外問題研究会が発起し、賛同を呼びかけました。普天間基地の危険性が放置され続けていることを踏まえ▽普天間基地での航空機離発着の大幅削減▽環境調査や将来の環境保全のために、返還予定を含む県内全ての米軍基地内への立ち入り―の実現を早急に求めています。


見本紙 購読 ページの上にもどる
日本共産党 (c)日本共産党中央委員会 ご利用にあたって