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2014年1月26日(日)

安倍暴走ストップ、都政転換

池袋駅前 宇都宮氏「一緒にたたかおう」

市田副委員長訴え

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(写真)声援にこたえる宇都宮けんじ都知事候補(左)と市田忠義副委員長=25日、東京・池袋駅東口

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(写真)宇都宮けんじ都知事候補と市田忠義副委員長の訴えを聞く人たち=25日、東京・池袋駅東口

 東京都知事選(2月9日投票)で、宇都宮けんじ候補=共産党、社民党など推薦=は25日、豊島区のJR池袋駅東口前で演説し「東京都民みんなが希望をもち働き、暮らしやすい東京をつくる」と力強く訴えました。日本共産党の市田忠義副委員長と新日本婦人の会の新千明・東京都本部会長も訴えました。

 多くの人が足を止め、駅前は演説を聞く人であふれました。笑顔で並び、最初から最後までじっくり聞き入る若い男女もいました。

 宇都宮氏は、福祉、防災、原発ゼロなどの基本政策を具体的に説明しました。石原・猪瀬都政が14年間で福祉を大幅に削ったことを批判。ムダな大型開発優先の都政にストップをかけ、くらし・福祉第一の都政への転換をめざすと訴えました。

 安倍首相の「戦争する国」づくりに反対することも表明。「都政に民主主義を打ち立て、東京を変え、日本を変えましょう。一緒にたたかいましょう」と呼びかけると、聴衆から大きな拍手がわきました。

 市田氏は都知事選では「安倍政権の暴走にストップをかけるのか」「石原・猪瀬都政を転換できるのか」が問われていると指摘しました。

 市田氏は、争点となっている「原発ゼロ」の実現は、電力会社など「原子力村」の圧力や原発マネーの誘惑にも勝てる人でなければできないと強調。「被災者支援、原発反対運動に参加し、汚れたお金をもらっていない宇都宮さんこそ、原発ノーの願いを託すのにふさわしい候補者だ」と語りました。

 市田氏は、「自分の命は自分で守れ」という石原・猪瀬都政の防災対策を転換するかどうかも都知事選挙の大きな争点だと指摘。宇都宮氏が掲げる「木造住宅の耐震化工事は何をおいても急がなければならない」と主張しました。自民・公明が推す舛添要一候補が選挙戦で「あなたの命を守るのはあなたたち都民ですと訴える」と語っていることを挙げ、「これでは石原・猪瀬都政と何も変わらない」と批判しました。

 市田氏はまた、都知事選は、猪瀬氏が徳洲会から5000万円を受け取り説明不能になったことがきっかけだと指摘。「新しい知事が真っ先にやることはこの全容解明だ。宇都宮さんは都議会に百条委員会の設置を要請すると明言しているが、他の誰も、この問題は知らん顔だ。清潔な都政を託せるのも宇都宮さんただ一人だ」と語りました。聴衆から「そうだ」との声と大きな拍手がわきました。


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