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2014年1月9日(木)

小池氏、安倍暴走を批判

BSジャパン 靖国・沖縄など討論

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 日本共産党の小池晃副委員長・政策委員長は7日放映のBSジャパンのニュース番組「日経プラス10」で、靖国問題や米軍基地問題などで自民、維新両党の議員と激論を交わしました。

■首相の靖国参拝

 安倍晋三首相の靖国神社参拝(昨年12月26日)について、自民党の平沢勝栄衆院議員は「間違いだったとは思わない」としつつ、批判が米欧に波及したことは「誤算だった」と発言。維新の片山虎之助参院議員団会長は米側と「根回し」すべきだったと述べました。

 小池氏は、「靖国神社は、戦争中は(国民を)戦場に駆り立てる役割を果たし、いまもあの(侵略)戦争を正しい戦争だったといっている非常に特殊な施設だ」と指摘。「(そこへの参拝は)“あの戦争は正しかった”と世界にアピールすることになるわけで、これはアジアだけの問題ではない」と述べ、日独伊3国による戦争は不正義の戦争だったという戦後世界の原点を否定する行為に「アメリカは失望している」のだと述べ、「誤算」などとする態度を批判しました。

■辺野古埋め立て

 仲井真弘多沖縄県知事が承認した普天間基地「移設」(新基地建設)のための名護市辺野古沿岸部埋め立て申請が名護市長選に与える影響が焦点になりました。

 小池氏は、那覇市議会で埋め立て承認非難決議が自公両党も賛成して採択されたことを示し、「オール沖縄の声は基地建設反対だ」と指摘。「札束と圧力で自分たちの議員を裏切らせた」と述べ、県連と県連選出国会議員を辺野古「移設」賛成に回らせた自民党を批判し、名護市長選で稲嶺ススム候補勝利のため力をつくすと述べました。

 気色ばんだ平沢氏は「共産党は基地に全部反対だからだ」などと発言。これには政治評論家の伊藤惇夫氏がオスプレイ訓練「半減」などの政府の懐柔策は「はたして本当に実現できるのか不透明だ」と述べ、埋め立て承認には「違和感を感じる」と苦言を呈しました。

■対決、対案、共同

 「対決、対案、共同」と通常国会に向けた抱負をパネルで示した小池氏は、「最近は党員が増えているというが」(キャスターの政井マヤ氏)と水を向けられ、「自民党と対決する野党がなくなっているなかで、『元気な野党』としてがんばりたい」と語りました。


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