2013年12月29日(日)
沖縄の総意示そう
埋め立て承認抗議 700人緊急集会
|
「沖縄県民は屈しない!」―。沖縄県の仲井真弘多(なかいま・ひろかず)知事が同県名護市辺野古の米軍新基地建設のための埋め立て申請を承認したことを糾弾する緊急県民集会が28日、那覇市の県庁前県民ひろばで開かれました。700人を超える参加者は「名護市長選で稲嶺ススム市長を圧倒的に勝利させ、日米両政府に県民の総意を示そう」と決意を固め合いました。主催は、日本共産党など県議会4会派と平和・市民団体です。
各会派の代表は「知事は県民だましで議会を冒涜(ぼうとく)した」(社民・護憲ネットの仲宗根悟県議)、「知事は信頼を裏切った。もはや県民の代表ではない」(県民ネットの奥平一夫県議)などと怒りの声を上げました。
日本共産党の渡久地(とぐち)修会派長は「もはや知事の資格はない。辺野古埋め立てを承認しながら(普天間基地の)『県外移設』をいう詭弁(きべん)を県民は誰も納得しない。たたかいはこれからだ」と強調しました。
沖縄県統一連の中村司(まもる)代表幹事は「『建白書』の重みはいよいよ増している。名護市長選勝利で全国、全世界に県民の総意を示そう」と訴えました。
赤嶺政賢(日本共産党)、糸数慶子(無所属)、玉城デニー(生活の党)の県選出・出身国会議員が連帯あいさつしました。