2013年12月28日(土)
名護市長選で民意示そう
稲嶺市長が訴え
知事に抗議書送付
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稲嶺ススム名護市長は27日、仲井真知事の辺野古埋め立て承認に対し「県民に対する背信行為」と抗議書を送るとともに、街頭で「県知事は承認しましたが、私たちは負けません。県知事、日米両政府に反撃を」と訴え、1月12日告示の市長選(19日投票)で民意を示そうと呼びかけました。
記者会見した稲嶺氏は、仲井真知事の「公約違反でない」との釈明に「『県外移設』と言ってきたのに、一方で承認の印を押すのは矛盾」と指摘。知事が名護市辺野古「移設」は「そう簡単でない」とのべたことにふれ、「最後のとりでに名護市がなったんだろうと思う。名護の民意は(知事らと)違うと示したい」と強調しました。
抗議書は、名護市が基地建設を認めていない中、政府の強行に知事がくみして承認された計画は受け入れないと表明しています。