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2013年12月21日(土)

JR北 4労組と協議

安全問題 参院で紙議員要求

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(写真)組合幹部ら(手前)との会議にのぞむJR北海道の野島社長(正面起立している人)ら=20日、札幌市

 JR北海道は20日、社内の四つの労働組合の委員長らと「安全に関する労使合同会議」を開きました。

 JR北海道は、石勝線のトンネル内脱線炎上事故(2011年5月)以来、重大事故やレール検査データの改ざんなどが相次いでいます。日本共産党の紙智子参院議員は11月28日に開かれた参院国土交通委員会の参考人質疑で、野島誠社長に「危機に直面した今こそ、会社と社員、組合が一堂に会する労使会議を設置すべきだ」と求めていました。JR北海道が4労組と同じテーブルにつき、話し合いの場を持つのは初めてです。

 野島社長は会議の冒頭、「事態は以前よりも悪化している。労使の垣根を越えて率直な意見交換をしたい」と述べました。

 会議に出席したのは野島社長らJR北海道の幹部8人と、北海道旅客鉄道労働組合(JR北海道労組)、JR北海道労働組合(JR北労組)、国鉄労働組合(国労)北海道本部、全日本建設交運一般労働組合(建交労)北海道鉄道本部の各委員長・書記長8人です。

 会議は非公開で行われ、終了後に野島社長は「有意義な話し合いができた。会社側からレール改ざん問題などについて説明し、組合からの意見を聞いた。今後も会議を継続したい」と述べました。


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