「しんぶん赤旗」
日本共産党
メール

申し込み記者募集・見学会主張とコラム電話相談キーワードPRグッズ
日本共産党しんぶん赤旗前頁に戻る

2013年12月20日(金)

九州米軍低空飛行を調査

塩川衆院議員 鹿児島で会見

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 mixiチェック

写真

(写真)宮路市長(左)と懇談する塩川氏=19日、鹿児島県日置市

 住民を危険にさらす米軍機の低空飛行が横行している問題で、日本共産党の塩川鉄也衆院議員は19日、前日の大分県に続き、飛行に関する過去7年間の苦情件数が全国で2番目の鹿児島県を現地調査し、結果について県庁で記者会見しました。

中止求めていく

 塩川氏は会見で「近年、『沖縄の負担軽減』との口実で、九州を低空飛行訓練のルートに設定し、米側が公表していない空軍の訓練ルートだと推定される。CV22オスプレイが飛行する可能性もある。中止を求めたい」と語りました。


写真

(写真)住民の目撃証言を聞く塩川氏(右端)19日、鹿児島県薩摩川内市

 中心部で低空飛行が目撃された日置市では、宮路高光市長と懇談。宮路氏は「庁舎の上を通り、南北を行き来した例もある」と説明、塩川氏は「人命を脅かすことは許されない。国に被害実態を調査するよう要請してほしい」と呼びかけました。

 県との交渉では、低空飛行問題を抱える広島、島根両県が国に騒音測定器を設置させたと紹介。「写真など客観的な記録で、被害を国に伝えることが必要」と求め、県側は「市町村からの情報収集の仕方として検討したい」と答えました。

「牛が驚いて」と

 夏場の夕に低空飛行を何度も目撃した薩摩川内(さつませんだい)市の畜産農家(61)は「落ちて来ると思うほど(高度が)低かった」と証言。「牛が驚いて動き回る。妊娠中は流産に影響する」と中止を訴えました。

 松崎真琴県議、山口初美日置市議、井上勝博薩摩川内市議、田村貴昭九州沖縄ブロック事務所長、赤嶺政賢衆院議員秘書の竹内真氏(代理)らが同行しました。


見本紙 購読 ページの上にもどる
日本共産党 (c)日本共産党中央委員会 ご利用にあたって