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2013年12月19日(木)

上関原発 反対世論大きく

山口 小池副委員長が住民と懇談

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(写真)清水代表(右から2人目)らと懇談する小池氏(左から2人目)=17日、山口県上関町

 日本共産党の小池晃副委員長・参院議員は17日、山口県上関(かみのせき)町を訪れ、中国電力上関原発「新設」計画や暮らし、福祉の問題について地元の意見・要望を聞きました。石村智子党中国ブロック国民運動委員長、藤本一規党県議団長らが同行しました。

 上関町高齢者保健福祉センターを訪れた小池氏らに、八木静恵所長(57)は「町人口に占める65歳以上の割合が51%を超える中、医師も介護士も不足している」と説明。介護保険の「要支援認定者」を保険給付の対象から外し、市町村の支援事業に丸投げする政府の改悪計画については「支援事業を行う『受け皿』がない。介護給付から外されたら困る」と話し、小池氏は「離島などでは暮らしていけなくなる。実態を突きつけて介護保険改悪を許さない論戦に取り組みます」と答えました。

 原発建設予定地、田ノ浦地域の対岸に位置する祝島(いわいしま)を党国会議員として初訪問した小池氏は、「上関原発を建てさせない祝島島民の会」の清水敏保代表(58)らと懇談。清水代表は計画浮上(1982年)当初から島民が建設反対を貫いてきたと強調、漁師の男性(61)は「建設に伴う埋め立て工事で海が汚れることも大問題」と訴えました。小池氏は「安倍政権は世論を恐れている」と述べ、来年3月に山口市で開催予定の建設反対集会に向け「再稼働も新増設も許さない世論を大きくしよう」と共闘を呼びかけました。


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