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2013年12月19日(木)

飼料高騰 国が対策を

紙議員要求 農水相「適切に対応」

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(写真)紙智子議員

 日本共産党の紙智子議員は18日、参院農林水産委員会の閉会中審査で、畜産・酪農業者を苦しめている配合飼料価格の高騰問題を取り上げ、「アベノミクスの円安誘導で価格高騰を招いている。政府の責任は重大だ」として、補助金の引き上げ等、対策を講じることを強く求めました。

 紙氏は、今年4月以降、生産者の実質負担額は配合飼料1トンあたり6250円も増えている実態を提示。トウモロコシ価格が高止まりのなか、政府の円安誘導で価格高騰がおきているのは「人災だ」と強調しました。

 その上で▽加工原料乳生産者補給金の大幅引き上げ▽チーズ向け生乳供給安定対策事業の助成単価引き上げ―を行い、「政府の責任で酪農経営を安定させるべきだ」と迫りました。

 林芳正農水相は、生産者補助金について「生産コストの変化を適切に反映させ算定する」と答えるとともに、「(チーズ単価が)加工原料乳価の対象にするため関係省庁と早急に調整する」と前向きな姿勢を示しました。

 紙氏は、今年度で廃止予定の「酪農ヘルパー事業円滑化事業」と同様の事業実施を要求。林農水相は「酪農ヘルパー支援自体は大変重要。酪農経営安定化支援ヘルパー事業に新たな事業メニューを加え、ヘルパー要員確保と育成定着の課題に対応するため事業を充実させたい」と答えました。


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