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2013年11月25日(月)

削減目標 15年に提出

温室効果ガス COP19が合意

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 【ワルシャワ=浅田信幸】11日からワルシャワの国立競技場で開かれていた国連気候変動枠組み条約第19回締約国会議(COP19)は23日夜(日本時間24日未明)、2020年以降の温室効果ガス削減の新たな国際的枠組みについて、各国が削減目標を提出する時期などを盛り込んだ合意文書を全会一致で採択し、閉幕しました。(関連)

 削減目標の提出時期は15年末に開催されるCOP21の「相当前」としたうえで、可能な国には「15年3月まで」の提出を求めています。スケジュールを確定したことで、新しい国際的枠組みづくりに一歩踏み出したといえます。

 また温暖化が原因と考えられる自然災害による長期的な「損失と被害」に対応するため「ワルシャワ国際メカニズム」という機構を創設することも確認されました。

 その一方で、20年までの温室効果ガス削減目標の底上げや、温暖化防止対策に取り組む途上国を支援するための資金については具体的な数値は打ち出されませんでした。

 来年のCOP20はペルーのリマで、15年のCOP21はフランスのパリで開催することが確認されました。


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