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2013年11月24日(日)

民青と日本共産党の出番の時代

山下芳生書記局長代行あいさつ

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(写真)あいさつする山下芳生書記局長代行=23日、東京都渋谷区

 日本民主青年同盟第37回全国大会であいさつした日本共産党の山下芳生書記局長代行・参院議員は、日本共産党が来年1月に開く第26回党大会決議案の内容を紹介しながら、「よく学び、たたかい、仲間を増やし、若い力で新しい日本への道を切り開く先頭にたとう」と呼びかけました。

 山下氏は、党大会決議案が「日本の情勢は、『自共対決』時代の本格的な始まりというべき新たな時期を迎えている」とのべていることにふれ、「自共対決」の政治構図の新しい特徴を説明しました。

 そのなかで、さまざまな分野での「一点共闘」の画期的な広がりをつくるうえで、民青が大きな役割を発揮していることを指摘。若者を使い捨てにする「ブラック企業」の根絶を掲げる日本共産党が参院選で躍進し、「ブラック企業規制」法案を国会に提出したことをあげ、「その背景には、雇用問題で社会にアピールしてきたみなさんの運動があります。民青と日本共産党にとって文字通りの『出番の時代』が始まったことに確信をもとう」と呼びかけました。

 今日の世界の特徴として、植民地体制が完全に崩壊した「世界の構造変化」が、世界の平和と社会進歩を促進する力として生きた力を発揮しだしたとのべました。

 「もめごとは話し合いで平和的に解決を」とうたう東南アジア友好協力条約(TAC)が57カ国、51億人に広がり、東南アジア諸国連合(ASEAN)では年間1000回を超える会合によって相互理解と相互信頼の関係を築いていると紹介。

 「みなさんの友だちづきあいと同じで、いつも顔を合わせて一緒にご飯を食べていたら、いきなりつかみあいのけんかにはならないでしょう。国と国との関係もよく似ています」と語り、「たいへん未来ある流れです」と強調しました。

 日本における未来社会の展望について、生産手段の社会化によって日本国民すべてに「健康で文化的な最低限度の生活」を十分に保障し、労働時間の抜本的な短縮を可能にすると指摘。自身の労働体験も語りながら、そのことが社会のすべての構成員の人間的発達を保障する土台になるとして、「人類史的な大きな意味をもつものです」と語りました。


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