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2013年11月18日(月)

障害者介護支援切るな

衆院厚労委 高橋氏の追及

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 障害者総合支援法の給付による重度訪問介護サービスを受けていた岡山市在住の障害者男性が、65歳を境に同市から介護保険給付への切り替えを強いられ、サービスを打ち切られた問題で、日本共産党の高橋ちづ子議員は8日の衆院厚生労働委員会で「機械的な対応があってはならない」と政府の姿勢をただしました。

 重度の身体障害を持つ浅田達雄さんは、1日8時間の訪問介護を無料で受けていましたが、65歳となる今年2月から介護保険給付に切り替えるよう岡山市から求められました。浅田さんは従来通りの給付を求めましたが、市側は「介護認定を受けていない」としてサービスを打ち切りました。

 高橋氏は「なぜ65歳になると同じサービスを受けられなくなり、負担が増えるのか。介護保険優先原則をやめよ」と追及。厚労省の蒲原基道・障害保健福祉部長は「福祉サービスに相当する介護保険サービスがない場合などは障害者総合支援法にもとづくサービスを受けることができる」と答弁。

 田村憲久厚労相は「介護保険で代替できるサービスか疑問。そういうことがないように周知徹底していかないといけない」と答えました。


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