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2013年11月14日(木)

漏水箇所を初確認

福島原発1号機 格納容器の底部

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 東京電力は13日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)1号機の原子炉建屋地下を調査して、格納容器からの水漏れ箇所を初めて確認したと発表しました。

 1〜3号機の原子炉格納容器には損傷があり、水が地下へ漏れてたまっています。格納容器下部には、ドーナツ形の圧力抑制室という構造が地下にあり、地上の格納容器上部とベント管という配管でつながっています。東電はこれまで、地下のベント管周辺の水の漏えい箇所を調査してきましたが、つきとめることはできていませんでした。

 今回、東電は、カメラを積んだ、長さ90センチの船を使って、1号機地下にたまった水の漏えい箇所を調査しました。

 8本あるベント管のうち、4本の周りを調べたところ、ベント管1本と、別のベント管近くの配管から水の漏えいが確認されたといいます。調査した場所の放射線量は1時間当たり約900〜1800ミリシーベルトでした。

 東電は今後、残りのベント管周辺の調査をするとしています。


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