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2013年11月10日(日)

集団的自衛権行使に反対

小池氏 CS番組で自共対決

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 日本共産党の小池晃副委員長(参院議員)は8日夜放映のCSテレビ朝日「ニュースの深層」に出演し、安倍晋三内閣が狙う集団的自衛権の行使容認について自民党の平沢勝栄政調会長代理(衆院議員)と討論しました。自共対決となった同番組。小池氏は、集団的自衛権の行使容認に、「絶対反対だ」と表明しました。

 平沢氏は、中国や北朝鮮を念頭に、集団的自衛権行使を認めないと「日本の平和と安全は守れない」「集団的自衛権を行使するのは、日本の平和と安全を脅かす事態だけだ」と強弁しました。

 これに対し小池氏は「これまでも自民党は、そうした事態には個別的自衛権で対応すると言ってきた。どうして今、憲法解釈を変更してまで集団的自衛権の行使が必要なのか」と反論。答えに窮する平沢氏に対し小池氏は、その狙いが「憲法の歯止めを取り払い、海外での武力行使を可能にし、米国とともに海外で戦争できるようにすることにある」と告発しました。

 集団的自衛権の行使を認めても、「憲法の制約の下で個別法を作るから大丈夫だ」「(海外での武力行使は)考えていない」とごまかす平沢氏。小池氏は「憲法の歯止めをなくしておいて、個別法でやるというのは筋が違う」と批判。「海外で武力行使できないというのは、憲法の根幹に関わる問題だ。それを憲法改正によらず、解釈変更でやることは、法の支配の根本的な否定だ」と主張しました。

 司会者が、集団的自衛権行使容認に関する世論調査を紹介。「朝日」、テレビ朝日の調査のいずれも、「反対」「支持しない」が「賛成」「支持する」を上回りました。


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