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2013年11月4日(月)

新婦人全国大会

日本共産党 山下書記局長代行があいさつ

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 2日、東京都内で開かれた新日本婦人の会(新婦人)第26回全国大会での日本共産党の山下芳生書記局長代行のあいさつを紹介します。


写真

(写真)来賓あいさつをする山下芳生書記局長代行

 「国会でも全国どこでも、新婦人のみなさんの明るく元気な姿に励まされています」と切り出した山下氏。

 「どうして、みなさんはいつも明るく元気なのか」。山下氏は、新婦人が創立以来掲げる「核戦争に反対する」「憲法を守りぬく」「女性の生活と権利、子どもの幸せのために力を合わせる」など「五つの目的」が女性の多様で切実な願いと響きあう力を持っているからだとのべました。

 「加えて日ごろ接して感じていることとして二つある」と山下氏。

 一つは、よく学んでいることです。自身の講演体験も引きながら「憲法紙芝居、参院選紙芝居など、楽しみながらものごとの本質がよくわかるように工夫している」とのべました。

 もう一つは、よく食べ、よくおしゃべりしていることです。「食べながらにぎやかに、運動に役立つ珠玉のスローガンを紡ぎだしています」。TPPは「食べ物が、パーになって、パニックに」などを例えに紹介しながら「みなさんが『五つの目的』を掲げ、学んで、食べて、おしゃべりしてますます輝き、女性運動と国民運動の中で太陽のような存在であり続けてください」と語ると大きな拍手が起きました。

 日本の政治の問題に話題を移した山下氏は、「表面だけでなく、深いところからみると、明るく元気にがんばる力がわいてくる」と、三つの点をあげました。

 一つは、安倍自公政権は衆参両院で多数を握ったが、その基盤はけっして強くないことだと力説。消費税増税問題、秘密保護法案などを例に「安倍政権の暴走はいずれ、国民との矛盾を広げ、政治的な危機を引き起こすことにならざるを得ない。全国津々浦々でたたかいを起こそうではありませんか」と呼びかけました。

 二つは、自民党政治と国民との矛盾が深まるなか、政治的立場の違いを超えた一点共闘が原発、TPPなどさまざまな分野で広がっていることだとしました。「どの一点共闘も『アメリカ言いなり』、『大企業中心』の自民党政治の古い枠組みにぶつからざるを得ない」とのべました。

 三つは、参院選で日本共産党が3から8議席に躍進したことです。新たに獲得した議案提案権を生かして、若者を使い捨てる「ブラック企業」規制法案を国会に提出したことを紹介しながら、「『対決』『対案』『共同』の姿勢を貫いてみなさんの期待にこたえたい」とのべ、大きな拍手を受けました。

 最後に「大会成功を力に、みなさんの運動と組織がさらに大きく発展されることを願います」と結びました。


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