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2013年11月3日(日)

国交省の責任を追及

JR北の安全確保で

穀田議員

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写真

(写真)質問する穀田恵二議員=1日、衆院国土交通委

 日本共産党の穀田恵二議員は1日の衆院国土交通委員会で、事故・トラブルが相次ぐJR北海道の問題を取り上げ、「(同社の)公共交通機関としての信頼は失墜している」とし、鉄道事業を所管する国交省の指導責任を追及しました。

 穀田氏は、JR北海道の安全基準が他社の基準と比べ、「曲線部でのレール幅」などで曖昧な表現が使われている事例を示し、「国鉄時代には全国統一の基準があった。安全基準の作成を個々の事業者まかせにせず、国が責任をもって作成すべきだ」と主張しました。国交省の瀧口敬二鉄道局長は「JR北海道では基準が徹底されていない問題がある」と述べました。

 「車両等の技術・性能が向上している」ことを理由に車両の検査周期が延長された問題について、穀田氏は「車両が古くなれば、丁寧に頻度を上げて検査し、修繕すべきなのに、(基準緩和で)検査周期は延長されている。基準を厳格化すべきだ」と指摘しました。

 穀田氏は、事故等の原因究明と再発防止策を進めるべき社内の「安全推進委員会」が機能していない現状を踏まえ、外部の有識者を加えた第三者委員会を設置することを求めました。


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