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2013年10月28日(月)

今週の国会

NSC設置法案審議

政府・与党 早期成立狙う

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 衆参での予算委員会基本的質疑が終わり、与党は、安倍政権が重要視する法案審議を急ぐ構えです。

 25日の衆院本会議で、国家安全保障会議(日本版NSC)設置法案の趣旨説明・質疑が行われ審議入りしました。同法案は、「首相が国家のあらゆる情報を集約・統制し、外交・軍事政策をトップダウンで強力に進める戦争司令部をつくる」(同日の衆院本会議で日本共産党の赤嶺政賢議員)危険なものです。安倍内閣は同日、国民の目・耳・口をふさぐ「秘密保護法案」を閣議決定し国会提出を強行しました。

 政府・与党はこれら悪法の早期成立を狙っています。週明けの28日には衆院国家安全保障特別委員会(17日に設置)で国家安全保障会議設置法案の審議が始まります。同日の与党質問に続き、30日に野党質問が予定されています。

 与党は29日に衆院本会議で産業競争力強化法案の審議入りを求めていますが、野党は重要法案の扱いの全体像が不明の上、首相が外遊で不在であるとして認めていません。

 原発汚染水、消費税増税、環太平洋連携協定(TPP)など、国政の重要課題は山積しており、野党側は衆院予算委員会での集中審議を要求しています。

 30日に衆参の災害特別委員会が、台風26号の災害に見舞われた伊豆大島を視察。これを受けて衆災害特の委員会審議が11月1日に予定されています。


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