2013年10月23日(水)
奨励会の都成三段が優勝
将棋44期 新人王戦初の快挙
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第44期将棋新人王戦(しんぶん赤旗主催)決勝三番勝負第3局は22日、東京・将棋会館でおこなわれ、午後5時45分、都成竜馬(となりりゅうま)三段(23)が116手で藤森哲也四段を破り、対戦成績2勝1敗で新人王を獲得しました。プロ棋士(四段以上)でない奨励会三段の優勝は1970年創設の新人王戦史上初の快挙です。
今期は2回戦で村田顕弘五段に勝って対プロ棋士初勝利をあげ、次つぎプロ棋士を連破。準決勝では第41期新人王の阿部健治郎五段を破って決勝に進出しました。
都成三段は1990年1月17日生まれ。宮崎市出身。谷川浩司九段門下。2000年9月奨励会入会、07年10月三段リーグ入り。
都成三段の話 優勝できてよかった。得るところの多い番勝負でした。三段リーグでは壁にぶつかっていたので、これをいいきっかけにしてその壁を破っていけたらいい。