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2013年10月14日(月)

平和憲法の役割に注目

「9条世界会議」大阪で開催

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 憲法9条の意義を世界の人たちと考えようと「9条国際会議」が13日、大阪府吹田市の関西大学で開かれ、12カ国23人の海外ゲストを含め約500人が参加しました。14日に大阪市中央体育館で開かれる「9条世界会議・関西2013」の一環です。

 主催者あいさつで翻訳家の池田香代子さんは、「集団的自衛権」の行使容認へとひた走る安倍政権は、国民に気づかれないように憲法の息の根を止めてしまおうとしていると指摘。「9条の無化どころか立憲主義の否定です」と警鐘を鳴らし、「平和を愛する世界の人々に支持されている9条を否定する者たちの挑戦を受けて立とう」と呼びかけました。

 関西大学の高作正博教授が報告。安倍政権とともに改憲を目指す「維新の会」が実権を握る大阪で、世界の人々と9条を守る運動を展開する意味は大きいと話しました。

 参加者は、全体会と「戦争のない世界へ」「アジアの中の9条」「平和への権利」の分科会で、元米国陸軍大佐で平和活動家のメアリ・アン・ライトさんら海外ゲスト、国内の研究者と、9条が国際情勢の中で果たす役割への認識を深めました。

 スタッフを務めた大阪大学の女子学生(22)は「平和とか当たり前すぎて意識したことがなかったけど、9条のおかげなんだと思った」と話します。


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