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2013年10月13日(日)

組織弾圧 直ちに中止を

大阪府警捜索 全生連が抗議声明

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 全国生活と健康を守る会連合会(全生連)は12日、大阪府警本部警備部公安第1課などによる家宅捜索に対して、「生存権保障運動に対する攻撃と組織弾圧を直ちに中止することを要求する」抗議声明を出しました。

 全生連や全大阪生活と健康を守る会連合会、淀川生活と健康を守る会の各事務所は10日に家宅捜索を受けました。捜索理由は不明確です。捜査官が読み上げた大阪地裁裁判官の文書は、淀川の元会員を被疑者とする「生活保護法違反被疑事件について、捜索および差し押さえを許可する」として場所と物件を列挙するだけでした。

 声明は「不正受給を許さず、地域住民に支持される社会的道理に基づく方針で運動している同会への捜索は明らかに違法」と厳しく批判。生活保護基準の引き下げの取り消しを求める審査請求が1万件を超え、生活保護法改悪に反対する声が広がるもとで、「運動を押さえ込むことを狙ったもの」と指摘しています。

 被疑者の元会員に会役員が同行して生活保護を申請したことについて捜査官が言及しましたが、「同行は申請権を守るための正当な行動」と述べています。

 声明は、弾圧を許さず、社会保障の総改悪や消費税増税に反対する運動の決意を表明しています。


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