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2013年10月12日(土)

人生を通し憲法語る

日本ペンクラブ集い 文学者と憲法

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(写真)憲法とともに歩んだ戦後を語る下重暁子氏(右端)ら=10日、東京・日本プレスセンタービル

 「憲法を考える日本ペンクラブの集い―文学者と憲法」(日本ペンクラブ主催)が10日、東京都千代田区の日本プレスセンタービルで開催され、約150人が参加しました。

 主権在民、基本的人権の尊重、戦争の放棄をうたう日本国憲法を否定しようと勢いづく政治勢力に抗し、一人ひとりの体験と人生を通して憲法を語り、議論の輪を広げていこうと開かれたものです。

 日本ペンクラブ浅田次郎会長は、基調講演で「言論・表現の自由を守るために敏感にアンテナをはりめぐらせて、わずかな圧力にも抗議していかなければならない。言論統制は、国民の知る権利と考える機会を奪い、戦争へと強制するものだ」と述べました。

 「憲法とともに戦後を歩んで」と題して、阿刀田(あとうだ)高、加賀乙彦、保阪正康、下重暁子の各氏が討議。「日本は戦争をしない国になったと学校で教えられた日の得心ときれいな青空を今も忘れない」(阿刀田氏)、「軍隊のすさまじい階級制が戦争を遂行する手段だった」(加賀氏)、「非軍事憲法を100年貫徹すれば、それが国家の意志になる」(保阪氏)、「歴史は思いを引き継ぐこと。あの8月15日、二度と戦争は嫌だと思ったことを次の世代に伝えていかなければならない」(下重氏)と語り合いました。


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