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2013年10月10日(木)

インド共産党(マルクス主義)

カラート書記長と緒方副委員長が会談

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(写真)インド共産党(マルクス主義)の本部で会談する(右から)同党のイエチュリ政治局員、カラート書記長、日本共産党の緒方副委員長=8日、ニューデリー(安川崇撮影)

 【ニューデリー=安川崇】インド訪問中の日本共産党の緒方靖夫副委員長は8日、インド共産党(マルクス主義)=CPIM=のプラカーシュ・カラート書記長とニューデリーの党本部で会談しました。これにはシタラム・イエチュリ政治局員とハリ・シン・カング中央委員も参加しました。

 緒方氏は2010年9月以来となるカラート氏との再会を喜び合い、志位和夫委員長からのあいさつを伝えました。カラート氏は訪問を歓迎し、志位委員長へのあいさつを託しました。

 カラート氏は「発展した資本主義社会で大衆的基盤と活発な活動を維持している日本共産党との交流を重視している」と発言。双方は、両党間の友好と連帯の関係をさらに発展させる意思を再確認しました。

 また両者は、それぞれの国内情勢と活動について述べました。

 インドは来年5月までに実施予定の総選挙に向け、各党の駆け引きが強まる最中。カラート氏は物価上昇や汚職などで、国民が与党・国民会議派から離反していると指摘。最大野党のインド人民党も経済政策に大きな違いはないとして、左翼4政党が発表した「対案政策」を軸に勢力結集を図る必要を強調しました。

 また11年に州政権を失った西ベンガル州では、党員ら活動家に対する暴力行為がまん延していると説明。09年以来の集計で500人以上が殺害される中で、支持回復の努力を続けていると語りました。

 緒方氏は、過去15年間の日本政治の概況を述べた上で、参議院選挙の結果とその後の情勢、たたかいの課題、1月の党大会に向けた党建設の取り組みについて説明しました。

 両者はまた、共通に関心を持つ国際問題についても意見を交わしました。


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