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2013年10月1日(火)

10月 値上げが家計直撃

↑牛乳・ごま油・清酒・パン・麺類… ↓基本給は14カ月連続

消費税増税なら大打撃

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 安倍政権の経済政策「アベノミクス」のもと、円安や原材料価格の高騰で10月から食品の値上げが相次ぎます。賃金が減り続けているもと、負担が家計を直撃します。

 牛乳などの乳飲料、ごま油、清酒などの出荷価格が10月1日から引き上げられます。輸入大豆の高騰で豆腐も値上げの動きが広がっています。輸入小麦の政府売り渡し価格が平均4・1%引き上げられるため、今後、パンや麺類の値段に波及しそうです。家庭用の電気・ガス料金も高止まりしています。

 年金支給額は10月分から1%引き下げられます。政府は「物価スライド特例分」の解消を口実に3段階で2・5%の年金削減を決めています。全日本年金者組合は年金切り下げに抗議して全国いっせいに行政不服審査請求を行います。

 8月の消費者物価指数は1年前と比べ0・8%上昇。一方、基本給は14カ月連続で減り、社会保障の改悪が続いています。安倍政権が来年4月から消費税率を5%から8%に引き上げることを強行すれば、国民の負担増は約8兆円。苦しい家計にさらなる大打撃を与えることになり、消費税増税の中止を求める運動が広がっています。

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