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2013年9月27日(金)

きょうの潮流

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 暑さ寒さも彼岸までといいますが、あの猛暑つづきが、いつの間にか涼しげな日に移ろっています。季節の変わり身の早さに、体調を崩す人も多いとか▼夏バテからようやくひと息ついたころ。くりやサンマに梨や柿。滋味豊かな秋の味覚で英気を養いたいところですが、なにしろ物の値段が高い。食料品をはじめ、ガソリンなどの燃料も高騰しています。しかも国民の基本給は、14カ月も連続で前年を下回ったまま▼そこに安倍首相は消費税の増税をかぶせようとしています。わずか数カ月の景気動向で庶民への大増税を判断するというのですから、いったい何のため誰のための政治なのか▼「こんなに生活が苦しいのに…。安倍さんはそれを分かっているのか」「年金生活の実態を知って」「増税されたら商売をつづけられない」「ため込んでいる企業や、もうけている人たちから取って」▼増税中止を求める地元の宣伝で聞いた声です。署名をしながら不安と憤りをぶつける買い物帰りの夫婦やお年寄り。消費税は必要だと口にする人も、いま増税したら大変なことになる、社会保障や財政危機を打開する道は他にある、との訴えに耳を傾けます▼消費税をなくす全国の会の会報で、作家の雨宮処凛(あまみやかりん)さんが語っていました。「おかしい、と思ったら、黙っていないこと。いったん真実を知れば、怒りがわき、連帯して立ち上がるのです」。きょう東京で開かれる、消費税大増税ストップ国民集会。みんなの怒りや声を、ひとつにするときです。


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