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2013年9月23日(月)

ゆうPRESS

国会へ行ってみた

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 ネット選挙が解禁となった先の参院選挙では、若い世代から「政治や選挙が身近になった」という声が聞こえてきました。でも実際に国会議事堂に行ったことがある人は多くないでしょう。自分たちの声がどう届けられ、どう政治に反映されるのか―。参院選で政治を変えようと奮闘した4人の青年が、政治の中心、国会を訪ねました。記事 栗原千鶴、仁田桃 写真 山形将史


参院第1委員会室

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(写真)国会を訪ねた(右から)岩森あかねさん、市川耕太さん、佐々木平さん、久保田亮さん

 予算委員会や決算委員会が行われる場所で、テレビの討論会でもよく映し出される会議室。市川耕太さん(22)は「思ったより狭くて、質問者と答弁者が近い」と迫力を感じた様子。共産党の小池晃議員、大門実紀史議員の名札を発見。先の選挙での躍進で1人から2人に。「うれしいけど、もっと共産党の名前があるといいな」と岩森あかねさん(25)。

参院本会議場

 2階にある本会議場を3階の外交官席から見学しました。ほどこされている彫刻が士農工商を表し、横一線に並べているという説明に、佐々木平さん(20)は「細かいところまで意味があるんだ」と感心しきり。

中央広間

 国会議事堂の三角屋根の真下にあります。天井のステンドグラスは唐草模様。中学の修学旅行できた以来という久保田亮さん(24)は「装飾がすごくこっていて、びっくりしました」。

出発前の参観ロビーでは…

 本会議場の議員席のレプリカに座ってパチリ…。参院でとりいれられた採決の際の押しボタンも、ポチッ!


吉良さんと交流してみた

「年齢も感覚も近い人、がんばって」

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 国会議事堂を見学したあと、議員会館に日本共産党の新参院議員、吉良よし子さんを訪ね、交流しました。

 笑顔で迎えてくれた吉良さん。緊張気味の4人に「参院と衆院が左右対称に造られているので、国会の中で迷いました。エレベーターが金色で驚いたり、みなさんと一緒です」とエピソードを聞かせてくれました。

 最低賃金裁判神奈川原告の岩森さんは、最賃の計算方法に五つのごまかしがあると話し「時給1000円以上にという私たちの声は共産党の政策とも一致します。裁判の勝利は運動を進める力になると思う。一緒に広げ、たたかってほしい」と訴えました。

 「最低賃金ぎりぎりのアルバイトで働いています」と語るのは東京都練馬区で暮らす佐々木さん。「国保料も高く自立したくてもできません。消費税まであがったら大変。国会で追及してほしい」と期待を語りました。

 横浜市に住む市川さんは「原発のこと、次のエネルギーのことなど、日本が多くの問題を抱えていることを、声を大にして言ってほしい」といいます。

 福島市から来た久保田さんは、安倍首相が東京電力福島第1原発事故について「コントロールできている」「東京は福島から離れているから安全」などと国際オリンピック委員会総会で発言したことについて「福島は見捨てられている」と訴えました。吉良さんは「被災者の方々にそんなことを感じさせる政治は絶対にダメです」と応じました。

 「国会にきて1カ月、国民を置き去りにする政府の姿勢を肌身で感じます」と吉良さん。原発問題をはじめオスプレイやブラック企業の問題にも触れ、「命を守ってほしいという国民の願いが凝縮されたのが、私や共産党の議席なんだと思います」と話すと、青年らは「吉良さんは年齢も感覚も一番近い人」「がんばってください」と期待を寄せました。


国会見学誰でも可

 衆院、参院ともに誰でも見学することができます。詳しくはホームページで。


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