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2013年9月18日(水)

台風18号被害 共産党が現地調査

“泥 ガレキどうしたら”

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(写真)台風18号で被害をうけた京都府八幡市で担当者から説明を受ける(右から)穀田衆院議員、倉林参院議員と党八幡市議団の議員ら=17日

「特別警報」対応は

京都で穀田・倉林議員

 日本共産党の穀田恵二国対委員長・衆院議員と倉林明子参院議員は17日、台風18号で被害を受けた京都市伏見区や府南部の八幡市、京田辺市、和束(わづか)町を訪ね、自治体と被災者から災害の状況や要望について聞きとりました。

 木津川は決壊しなかったものの、入り込んだ水を排水しきれず約830戸が浸水した八幡市では、市の担当者から説明を受けました。

 穀田氏は、市町村長に住民などへの周知措置が義務付けられた新設の「特別警報」が、運用開始後、初めて出されたことにたいする現場での対応の状況を尋ねました。

 担当者は、今回の発表時刻は午前5時5分だったとした上で、「発表時刻によっては、市民に知らせるタイミングが難しいと感じた。夜中の場合、強い風雨の中を安全に避難できるかどうか」と案じました。

 その後、党八幡市議団の案内で、浸水した大谷川沿いの住宅地と、川の水があふれないように防ぐ手動式の遮水壁を視察。浸水で車1台とバイク2台が被害に遭った男性は「遮水によって川の水はあふれなかったのに、どこから水が入ってきたのか。毎年、豪雨が起こらないか心配」と話し、対策を要望しました。

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(写真)突風による家屋への被害状況を調べる(右2人目から)村岡県議、塩川衆院議員=17日、埼玉県熊谷市

家屋の屋根はがれる

埼玉・熊谷で塩川・村岡氏

 日本共産党の塩川鉄也衆院議員と村岡正嗣埼玉県議は17日、台風18号の被害を調査するため熊谷市を訪れ、被災住民や市の担当者から状況を聞き取りました。

 熊谷市では16日午前1時40分ごろ台風による突風が襲い、全壊26棟、半壊30棟、一部損壊381棟などの被害が出ています。(16日午後7時時点、同市調べ)

 塩川、村岡両氏は被害の大きかった同市妻沼、八ツ口、江波、西条の各地区を訪問し、被災者を見舞いながら、要望を聞きました。これらの地区では、家屋が倒壊したり屋根が飛ばされたりしており、住民は、屋根の修繕やがれきの片付けなどに追われていました。

 調査の一行に住民が「がれきをどこに運んだらいいのか」と問い合わせる場面もあり、被災者に情報が行き渡っていない現状もうかがえました。

 妻沼地区の男性(42)は、家屋の屋根や壁がはがれる被害を受けました。「ガラスも割れ、雨が一気に吹き込み、建て替えるしかありません」と話しました。

 市役所では、大山美智子、桜井くるみ両市議とともに、防災担当の職員に住民要求を伝え、▽がれきなどを集めるため、破れない土のう袋を支給すること▽り災証明書を速やかに発行するために人員を確保・補充すること▽仮設住宅としての公営住宅の確保と並行して民間住宅の借り上げも進めること―などを求めました。担当者は「要望には柔軟に対応したい。チラシなどで情報を周知したい」と述べました。

 一行は、富岡清市長とも面会し、救援対策について意見を交わしました。


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