2013年9月8日(日)
米シリア攻撃に反対
インドで市民がデモ行進
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【ニューデリー=安川崇】米国が化学兵器の使用を理由にシリアへの軍事攻撃を検討している問題で、インドの首都ニューデリーで7日、攻撃に反対する市民約100人が抗議集会を開き、米国大使館に向けてデモ行進しました。
集会は女性の権利団体や人権関係の非政府組織(NGO)、反核団体など25の組織が共催。参加者は「米国はシリアから手を引け」「戦争は常に間違いだ」「平和こそが道だ」などと書かれたプラカードや横断幕を掲げました。
在住シリア人も数人が参加。博士課程で情報技術を研究するシリア人学生アリ・アルワスフさん(30)は「戦争になれば、喜ぶのはイスラム過激派勢力だけだ」と語っていました。