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2013年9月7日(土)

宮崎駿監督が引退会見

この世は生きるに値する、と伝えることが根幹

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「ぼくは自由です」

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(写真)引退の記者会見をする宮崎駿監督(右)と鈴木敏夫プロデューサー=6日、東京都内

 公開中の「風立ちぬ」を最後に長編作品からの引退を表明したアニメーション映画監督の宮崎駿(はやお)さん(72)が6日、東京都内のホテルで記者会見しました。「アニメーター出身なので、自分で絵を描かなければ表現ができないが、加齢によって集中力が続かなくなった」と決断に至った理由を語りました。

 会見に同席したスタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサー(65)によると、宮崎監督から引退の相談を受けたのは、6月19日の「風立ちぬ」の初号試写の直後だといいます。

 宮崎監督は「ぼくは自由です。ジブリ美術館の展示など、やりたいことがいろいろある」と心境を語り、今後10年は仕事を続ける意向であることを示しました。短編アニメの製作について問われると、「やってもやらなくても自由。今は他にやりたいことがある」と、明言は避けました。

 これまでの活動について、「子どもたちに、この世は生きるに値する、と伝えることが根幹になければならないと思って全作品を作ってきた」と振り返りました。

 ジブリの今後については、「やっと上の重しがなくなるのだから、若い人がどんどん企画を出してほしい」と話しました。


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