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2013年8月27日(火)

島根豪雨

「復旧費用が心配」

共産党議員団 被災者要望聞く

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(写真)後ろの山から納屋に押し寄せた土石=26日、島根県邑南町

 日本共産党島根県議団は26日、23日から24日にかけて降った大雨による浸水被害の大きかった江津市の調査に入り、被災現場を回り、被災者から要望を聞きました。

 尾村利成、萬代弘美両県議、多田伸治市議、石村智子中国ブロック国民運動委員長らが参加しました。

 県の災害情報(26日午後1時現在)によると、降雨量は江津市桜江が474ミリと県内最多。家屋被害は、全壊と半壊が各3棟で、床上・床下浸水が494棟(うち272棟が江津市)です。

 江津市西部の跡市地域でボランティアと泥だしをしていた女性(63)の家は、床上1メートル近く浸水。「泥水で玄関のドアが破られ、急いで2階へ逃げた」と振り返ります。

 有福温泉街でも旅館などが浸水し、泥まみれの布団や畳、家電が道のわきに積まれています。旅館を営む女性(68)は「予約を全てキャンセルした。復旧にかかる費用が心配」と語ります。

 尾村氏らは市役所で懇談した山下修副市長に見舞いの言葉を伝え、「状況を調査し、議会でも支援策を提起したい」と強調。山下氏は「平常の生活に戻すために、ぜひ応援してほしい」と述べました。

 同日、土砂崩れ被害が多発した邑南(おおなん)町では大和磨美町議らが調査しました。日貫(ひぬい)地域でコメを作る男性(72)は、水田や納屋が土石流で被害を受けました。「砂防など災害対策をしっかりしてほしい」と話しました。


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