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2013年8月24日(土)

オスプレイ

岩国に1機長期滞在 不具合か

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 米海兵隊普天間基地(沖縄県宜野湾市)へのオスプレイ追加配備問題で、予定の12機のうち11機が強行配備されたものの、残り1機は米海兵隊岩国基地(山口県岩国市)にとどまったままです。米側は理由を明らかにしていませんが、機体の不具合が見つかったためとみられます。

 米海兵隊の垂直離着陸機MV22オスプレイ12機が岩国基地に陸揚げされたのは7月30日。防衛省は当初、米側情報として、8月5日までに12機全機が普天間基地に移動するとしていました。

 実際は、3日に2機が移動した後、5日に沖縄で米空軍ヘリの墜落事故が発生。このため残りの配備は一時延期されたものの、12日には9機の移動が強行されました。残り1機もすぐに移動するとみられていましたが、今も岩国基地にとどまり続けています。

 同機の機体番号は「06」。岩国市などの監視では、8日にホバリング(空中浮揚)が1回確認されただけ。その時も駐機場から滑走路に出て3分程度ホバリングをした後、すぐに着地し駐機場に戻っていったといいます。

 市と山口県は19日に防衛省に理由を照会。防衛省は米側から情報が得られれば伝えるとしていますが、23日現在回答はありません。


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