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2013年8月23日(金)

米軍輸送機C130の飛行訓練

館林市長 “規制なし おかしい”

群馬 塩川氏 市長らと懇談

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(写真)安樂岡市長(中央)と懇談する塩川議員(右から2人目)ら=22日、群馬県館林市

 日本共産党の塩川鉄也衆院議員は22日、米軍横田基地所属のC130輸送機の飛行訓練エリアが上空に設定されている群馬県南東部の太田、桐生、館林の各市を訪れて市長らと懇談しました。伊藤祐司、酒井宏明両県議と、各市の党議員団が同席しました。

 懇談で塩川氏は、群馬を含む首都圏上空に設定されたC130や米空母艦載機の訓練エリアの実態などの資料を示して、異常な訓練の問題点と危険性を説明。自治体として、騒音測定器設置や訓練を実施する場合の事前通知を国に要望することを提案しました。

 太田市の清水聖義市長は、会長を務める県市長会が6月に国に出した要望書で、訓練による騒音解消と自治体への説明を求めたことにふれ「広域的な問題。測定器設置と事前通知を要望項目に追加したい」と述べました。

 館林市の安樂岡一雄市長は資料に目を通し、「群馬上空がこういう空域だとは知らなかった」と述べ、「規制もなく自由に訓練ができるのはおかしい」と話しました。

 桐生市では、八木計二副市長、天沼啓二総務部長と懇談。八木副市長は「せめて事前に通知があれば、何らかの形で(市民に)伝達ができる」と述べました。天沼部長はC130の飛行訓練が実施された19日に、「市民から5件の苦情や問い合わせがあった。県に飛行理由や騒音について照会したが、その場での明確な答えはなかった」と話しました。

 塩川氏は「住民福祉の増進を図る自治体として、ぜひ声をあげていただきたい」と述べました。


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