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2013年8月19日(月)

きょうの潮流

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 帰省やキャンプなどで、家族や仲間と集まることが多い季節です。わが家では、親戚が集まった時の定番料理の一つがお好み焼き。ホットプレートを囲んでわいわい楽しみます▼袋入りのお好み焼き粉は、たいてい1回では使い切れず、残った粉は戸棚で保存していました。しかし最近、常温で保存すると中にダニが入り込み、粉の中で大量に繁殖する…という話を聞いて思わずぞっとしました▼体長が0・4ミリ程度と非常に小さいダニは、開封後の粉製品の袋にわずかな隙間さえあれば侵入し、1カ月後には爆発的に増えていくそうです。小麦粉やホットケーキミックスも要注意です▼心配なのはダニが大量に発生した粉を使った料理を食べて、呼吸困難やじんましんなどのアレルギーを起こす人が出ていること。重症の場合は、全身に強いアレルギー反応が出るアナフィラキシーショックを起こすこともあるようです▼ある患者は呼吸が困難になり、じんましんが全身に出て病院に運ばれました。使ったお好み焼き粉を調べると1グラムあたり約1万8000匹ものダニが見つかったそうです。担当した医師に画像を見せてもらうと、粉の中をダニが動き回っている様子がはっきりと見えました▼予防のためには開封後は早めに使い切ること。「粉製品は常温で保存」と思いがちですが、ダニは低温では繁殖しないため、残った場合は冷蔵庫で保存するべきだと専門家は言います。みなさんの家庭の戸棚には、開封済みの粉製品が残ってはいませんか?


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