2013年8月10日(土)
豪雨被害
がけ崩れ十数カ所
岩手・雫石町 党町議が実情調査
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近年にない大雨洪水災害を受けた岩手県雫石町で、日本共産党の西田征洋(まさひろ)町議は9日、被害状況を調査しました。
町に1日で降った雨は、多いところで300ミリを超えました。西田議員は「いま(午後5時現在)でも、町の高い場所から低い場所に水が流れている状態だ」と話します。「町民や役場に聞いたが、どこでも『こんなに急激な大雨は、いままで体験したことがない』と語っていた」
西田議員は、がけ崩れで通行が困難になった町道、県道、国道を十数カ所確認。冠水した水田や、床上浸水の被害にあった家屋を数多く見て回りました。
町役場担当者は「ここに30年間勤めているが、役場の駐車場が冠水して完全に『池』になったのを見たのは初めてだ。いま(午後5時半現在)でも川のように流れている」と驚きます。
「床上浸水は申告されたものだけで28件出ているが、現時点で正確に把握できていない」と説明しました。