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2013年8月3日(土)

日本IBMの労働者を支えよう

JMIUが決起集会

東京

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(写真)日本IBMの「ロックアウト解雇」を許すなと立ち上がった労働者と支援者たち=1日夜、東京都内

 日本IBMで行われている、労働者を突然職場から閉め出す「ロックアウト解雇」を撤回・中止させようと、JMIU(全日本金属情報機器労働組合)と同日本IBM支部は1日夜、東京都内で決起集会を開きました。

 解雇撤回裁判に立ち上がった原告団を励まそうと200人が集まり、全国に支援の輪を広げることを確認しました。

 日本IBMは、昨年、今年と2度にわたってJMIU組合員26人に解雇を通告。組合役員が10人にのぼります。原告団は10人になる予定です。

 JMIU日本IBM支部の大岡義久委員長は、「労働者の尊厳を否定し、犯罪者のように追い出す。これが大企業のすることか。26人を守れなかったことが本当に悔しい」と、涙を流し、声を詰まらせました。会場から「たたかいはこれからだ」「頑張れ」と声が起こりました。

 原告団が登壇すると拍手がわきました。原告団のメンバーは「政府は解雇の金銭解決制度をつくろうとしているが、外国人経営者は『現行法で十分解雇できる』と挑戦してきている。日本の労働者としてたたかう」「同じ部署の組合員全員が解雇された。組合攻撃は許せないと提訴に踏み切った」と決意表明しました。

 あいさつしたJMIUの生熊茂実委員長は「日本IBMはかつて、就活生人気トップ10に入るあこがれの企業だったが、いまや100位に入るかどうかまで落ち込んだ。労働者を守る労働組合を攻撃し、職場を恐怖支配している」と強調。「解雇自由社会づくり攻撃に、絶対に勝たなければならない」と訴えました。

 全労連の大黒作治議長は、「安倍政権の狙う雇用規制緩和の露払いを許さない」と強調。東京地評の伊藤潤一議長、大阪労連の菅義人事務局長が連帯あいさつしました。

 日本共産党から田村智子参院議員があいさつしました。


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