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2013年8月3日(土)

米紙“麻生発言はアジアの懸念裏付け”

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 【ニューヘイブン(米コネティカット州)=島田峰隆】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は1日、麻生副総理兼財務相が憲法改定に関して“ナチスに学べ”と発言し国内外から激しい批判を受けて発言の撤回に追い込まれたことを伝えました。

 記事は「麻生発言をめぐる騒動は一部の日本国民と他のアジア諸国民の懸念を裏付けたようだ。安倍政権のメンバーがナチス・ドイツの同盟国だった大日本帝国をより積極的に描くために第2次世界大戦に対する現在の見方を変えたがっているのではという懸念だ」と指摘しました。

 米経済紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)も1日、麻生発言への怒りが広がったことを伝え、「日本について変わらない傾向がある」として「一部の政治家が不可解で時には攻撃的な発言をしがちなことだ」と指摘しました。


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