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2013年7月28日(日)

維新橋下代表は続投

役員会で現体制維持確認

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 日本維新の会は27日、橋下徹共同代表(大阪市長)や松井一郎幹事長(大阪府知事)らも出席して、参院選後初の執行役員会を都内の国会議員団本部で開きました。

 橋下氏は大阪市政問題に専念したいと辞任を申し出ましたが、国会議員団側が慰留し続投を決定。執行役員会では橋下氏の国内外で問題となった日本軍「慰安婦」や在日米軍への風俗活用をめぐる発言の責任を問うことなく、石原慎太郎共同代表の続投も含め、現体制を維持することを確認しました。

 執行役員会では参院選の結果を総括し、党運営を協議。その中で橋下氏は松井氏とともに「大阪の課題に集中したい」として辞意を表明しました。しかし、2人以外の役員が反対しました。

 参院選で維新は、「構造改革」路線推進など自民党の補完勢力であることがあらわとなり、目標とした10議席に届きませんでした。橋下氏は参院選後の記者会見で「勝ちではない」として、自らの進退を執行役員会で議論する考えを示していました。

 松井氏は執行役員会後、記者団に辞意表明について「(選挙結果の)責任をとるという話じゃない」と強調しました。

 また執行役員会で松井氏は「野党がバラバラでは巨大な与党の独断専行を許すことになる」として、政界再編に意欲を示しました。今後の各党との協議については松野頼久国会議員団幹事長が進めるといいます。

 橋下氏は執行役員会後、マスコミの取材に応じることなく国会議員団本部をあとにしました。


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